非線形科学 (集英社新書 408G) (集英社新書)
蔵本 由紀,集英社
 
プライス:¥ 735    新書
発売日:2007-09-14
集英社
4087204081
オススメ度:
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ぜんぜんおもしろくなかった
興味があって読んだけど、、、新書レベルじゃないと思うな。

<本書をここまでお読みになった方々はすでにおわかりと思いますが、要素的実体にさかのぼることをしないで複雑な現象世界の中に踏みとどまり、まさにそのレベルで普遍な構造の数々を見出すことは優に可能です> (p. 245)

すでにこのもってまわった言い方からして内容が窺い知れようが、要は、素粒子のレベルまでさかのぼることなく、現象のレベルでさまざまな定式化を行おうとするのが非線形科学である、ということを言っている。個人的には、そのアプローチ・概念のおもしろさを知りたかったわけで、この本にあらわれるような、実際の構造の定式化の解説をして欲しかったわけではない。

教科書代わりに読みたい方はどうぞ。

イントロダクション
帯を見ると、数式使ってないから事前知識の無い方でも読めるよ!ってな感じでしたが、数式は使わなくても理解には事前知識が必要な感じでした。と言ってもやはり数式はほぼ使っていないので、「言葉を知っている」くらいで十分だと思います。理系の学部2年、ないし3年以上の方なら問題なく読めると思います。

内容については「非線形ってどんなことしてんの?」って人にとっては良いintroductionになると思います。が、内容は分かりやすさを求める余り、具体的な説明は見られず、学んだことがある人にとっては物足りないものかもしれません。
非線形科学へ踏み出す人への第一歩を提供する。そんな位置づけの本だったと思います。

すみません、まだ難しいです。
著者が、数式を極力使わずに、平易に解説してくれようとしていて、それは十分感じられるのだが、まだ初学者には難しく、一読ではほとんど理解できなかった。
概念的な専門用語がいくつも出てきて、それが頭に入らないと、展開についていけないようだ。ノートでも取りながら読めば、非常にわかりやすいのかもしれないが…。
非線形科学の様々なパターンや学説が述べられるのだが、それが具体的に日常ではどのような形で表れているのかを、もっと図版を使って示してもらえるといいかもしれない。

難解でした。
『自然界の、未だに解明されていない現象の中には非線形なモノが多くあるかもしれない。』
私の勝手な解釈で著者の主張を要約すると↑のようになってしまいました…違うような気もしますが。主張というより知識の羅列のほうが圧倒的に多かったような気もします。

たかが20年生きたぐらいの若造が読むには敷居が高かったようです。
著者が何を言いたいのか、私にはよく理解できませんでした。

ですが、表紙の船を漕いでいる人の絵は好きです。

日本発本格的科学読書本
科学書籍の出版傾向を日本と欧米の間で比較した場合、欧米科学読書本の水準の高さと日本のブルーバックスに代表される科学入門書の充実度が極めて象徴的に相互対峙していると感じるのは私だけではないだろう。それぞれの側毎の歴史的蓄積が相手側に対する自身側の優位性を着実に主張しているが、日本発科学読書本の秀逸度を極めた最近の作品として私はまずこの一冊を挙げる。この作品の英訳版が欧米で極めて高い評価を受けるであろう事は論を待たない。
※ユーザー・レビュー