サイクリング・ブルース
忌野 清志郎,小学館
 
プライス:¥ 1,680    単行本
発売日:2006-06
小学館
409366532X
オススメ度:
通常4〜5日以内に発送
「生まれ変ったら、サラリーマンになりたい」
 いわゆるアマチュアの愛好家が、あるスポーツにはまって、それに関する本を出してしまうという例にもれず、けっこう懇切丁寧にウェアやアクセサリ、ツールまで紹介していて、実際にメンテナンスやっている場面なんかも写真に撮らせています。

 にしても、本格的に自転車を始めて半年の2001年に、50歳で東京〜鹿児島を10日間かけて走ったとは驚きです。その後、2004年には沖縄一周の途中で落車、鎖骨を折る重症を負いますが、自転車にかける情熱は衰えず、四国の遍路道、芭蕉の奥の細道、そしキューバと自転車で駆け抜けます。

 「Anywhere, Anytime 自転車と暮らす」という文章の最後は泣かせます。《もし今度生まれ変わっても、僕はきっと、このオレンジ号に乗っているような気がする、その次も、またその次もそうあってほしいと思う、そしてもし今度生まれ変ったら、サラリーマンになって、毎日、決まった時間に通勤してみたい。もちろん、毎日、毎日、自転車に乗って…。》

ここにも清志郎さんのメッセージがある
はじめてこの本を読んだとき、目から鱗が落ちた。
「何事にも余力を残す」という清志郎さんのモットー。
通常、ロック的な生き方というと、燃え尽きたいとか、すこしカッコつけたやせ我慢的なことが想起されるが、
キングオブロック、清志郎さんは違う。
ゆっくりでいいから、少しでも遠くまで。
素敵だ。なんて素敵な人なんだろう。
あくまで写真集であり、清志郎さんの言葉自体は少ない。
でも、そこにある言葉はとても重みがある。
一見、一読の価値あり。

写真がいい感じ♪
サイクリング・ブルースとっても良かったです。
自転車での旅の感じや、風をきりながら走っている清志郎の姿がよく現れています。自転車に乗って旅したくなっちゃいました♪

様々な楽しみ方のある本です。
私は清志郎さんが亡くなった後、この本を手に取りました。
写真は美しく、文章も素敵です。
派手なメイクでステージを駆け回っていた清志郎さんの違った顔が見られました。
旅の本、自転車の本、清志郎さんのフォトエッセー、人生の折り返しを過ぎた人へのメッセージ・・・様々な読み方、楽しみ方が出来る本です。
清志郎さんは、最高にイカしているオヤジです。

第2刷ありがとう
 アウトドア派じゃない自分は、正直自転車ものはなあ、と思ってましたが、買ってよかった。大正解。『平成版奥の細道』と言う感じ。旅に出たくなるよ。写真も綺麗です。そして、ちりばめられた深い深い言葉の数々に、涙が止まりません。50代の彼は淡々と好きな自転車に打ち込んでいたんだなあ、と思いました。この本知らずにいたら、と思うとつくづく増刷に感謝。
※ユーザー・レビュー